リゾバで温泉にハマったいかてぃです。
温泉ソムリエ3日目です。
温泉の泉質について学びました。
泉質は温泉で大事な分野なので面白かったです。
つるつるの炭酸水素塩泉とザ・温泉の硫黄泉が好きやで!
単純温泉
単純温泉は刺激が少なく湯当たりもしづらいので、誰でも楽しめる温泉です。
子供からお年寄りまで入れるため「家族の湯」と呼ばれているそうです。
アルカリ性 (弱)単純温泉になると美肌効果もあるため「美人の湯」とも呼ばれています。
単純温泉はその名の通り温泉の成分が規定値に満たしておらず、源泉の温度が25℃以上のため温泉と呼ばれています。
悪く言えば薄い温泉ってことやで
温泉成分による特別な適応症はないため一般適応症になります。一般適応症は他の泉質にも挙げられる効果です。
塩化物線
塩化物泉はその名の通り塩化物(塩)の成分が多い泉質の温泉です。
この泉質は単純温泉と一二を争うほど日本に多い泉質です。
塩化物泉は保温効果が高く、湯冷めしづらいため「ポカポカの湯」などと呼ばれています。
また、塩分が体に付着するため保湿剤の役目を果たします。そのため美人の湯の「仕上げの湯」としての効果もあります。
ポカポカは知ってたけど保湿効果もあることは知らんかったわ!
炭酸水素塩泉
炭酸水塩泉は昔は重炭酸土類泉、重曹泉に分けられていました。
炭酸水素塩泉は皮膚を滑らかにするためツルツル美白効果があり「美肌の湯」と呼ばれています。
また、皮膚表面から水分の発散が盛んになり、体温が放散され清涼感があるため「清涼の湯」とも呼ばれています。
水分の発散が盛んになることで、乾燥しやすいので保湿剤などで肌をケアしましょう!
代表的な美人の湯の泉質!好きな泉質やな!
硫酸塩泉
硫酸塩泉は傷の湯、若返りの湯と呼ばれています。
肌の蘇生効果が高いため傷が治りやすいです。
硫酸塩泉は細かく3つに分かれており、それぞれ若干効果に違いあります。
- カルシウムー硫酸塩泉
- ナトリウムー硫酸塩泉
- マグネシウムー硫酸塩泉
カルシウムー硫酸塩泉は鎮静効果が高いです。
傷の湯、脳卒中の湯と呼ばれ、高血圧症、動脈硬化症、脳卒中、慢性関節リウマチに効果があり、打身、きりきず、火傷、痔疾、捻挫に良く、皮膚病では乾癬、慢性湿疹、ニキビ、皮膚のかゆみにも良いと呼ばれています。
ナトリウムー硫酸塩泉は高血圧、動脈硬化症、外傷に効果があります。
また、ナトリウム成分による保温効果で痛みを和らげる鎮静作用もあります。
マグネシウムー硫酸塩泉は特に高血圧症の血圧を降下させ、脳卒中後の麻痺を改善し、動脈効果を予防する効果があります。
二酸化炭素泉
二酸化炭素泉はその名の通り二酸化炭素(炭酸ガス)が含む温泉です。
小さな気泡が体につくため「泡の湯」や「ラムネ温泉」と呼ばれています。
また、血管拡張効果が高いため体が温まりやすく、「心臓の湯」とも呼ばれています。
日本には数が少ないレアな温泉です!
成分が失われやすく、加温、循環しておらず、鮮度がいいことが大切です。
最近ではスーパー銭湯に人口の二酸化炭素泉(炭酸泉)が増えてきているので、身近になってきていると思います。
スーパー銭湯ではよく入ってる好きな泉質やで!
リゾバで大分の長湯温泉、天然の二酸化炭素泉に入ったときは興奮したで!
含鉄泉
含鉄泉は鉄分を含んでおり空気に触れることで酸化し、赤褐色になります。
二酸化炭素泉に続きこちらもレアな泉質です。
含鉄泉の規定値まで鉄を含んでいる温泉は鉄分の酸化が進み、かなり濃い「濁り湯」になります。
濃い濁り湯はええな!
温泉入ってる!って感じがめっちゃすると思うで!
硫黄泉
硫黄泉はザ・温泉の匂い(卵の腐ったような臭い)がする泉質です。
慣れるまでは嫌な臭いやけど
慣れてきたら「これこれ!温泉の匂いや!」ってなるで笑
硫黄泉は2種類に分けることができ、硫黄型と硫化水素型です。
温泉がエメラルドグリーンの色になりやすいです。
硫黄型は遊離硫化水素の含有量が少なく、美肌効果が加わります。
硫化水素型は「遊離硫化水素>硫化水素イオン+チオ硫酸イオン」と遊離硫化水素の成分が多いです。
硫化水素型は高血圧症、動脈硬化症が適応症に加わり、乳白色になりやすいです。
硫黄泉はメタボの湯、痰の湯、シミ予防の湯と呼ばれています。
また、刺激が強い泉質のため病弱者、高齢者、皮膚や粘膜の弱い人は入浴に注意しましょう。
酸性泉
酸性泉はその名の通りpH値の低い温泉です。
抗菌力があり、皮膚病に効くため「皮膚病の湯」と呼ばれています。
この泉質は無色又は微黄褐色で酸味があります。
刺激が強い泉質のため湯あたりしやすく、病弱者、高齢者、皮膚の弱い人には適しません。
また肌の角質は残しておいたほうがいいため、体を洗うことを避け湯上がりにはしっかりとシャワーなどで洗い流しすのがいいです。
放射能泉
放射能泉は気体の放射能物質「ラドン」を含む温泉です。
放射線と聞くと悪いイメージが強いですが、微量の放射線は体にいいと言われています。
ラドンは体内に取り込まれても数時間で排出され、「体に良いことだけして、すぐに消えていく」成分です。
ラドンは「吸入」が一番いいと言われています。
「ホルミシス効果」という微量な放射線で体に負荷をかけることでより免疫力が上がると言われています。
ただ、放射能泉は湯あたりを起こしやすいので、注意が必要です。
放射能泉は効能の幅が広いことから「万病の湯」、泉質で唯一痛風に聞くため「痛風の湯」と呼ばれています。
放射能泉は数が少なくレアな温泉です。成分が失われやすい泉質のため、加温、循環しておらず、鮮度がいいことが大切です。
リゾバの時の観光で三朝温泉に行ったけどまた行きたいな
含よう素泉
含よう素泉は平成26年の改訂で追加されました。
ヨウ素は活性度の高い元素で、強い酸化力で殺菌作用を発揮します。
含よう素泉は飲用することで高コレステロール血症に効果があり「体質改善の湯」と言われています。
含よう素泉は薬味がし、ピリッとした感覚があります。
匂いは臭素臭がします。
含よう素は入ったことがないので、入ってみたな!
まとめ
今回は各泉質の特徴を学びました。
温泉には色々な泉質があり、それぞれの特徴を知れたので面白かったです。
今までは適応症に特に注目していなかったのですが、適応症も大切だと知りました!
適応症を知ったことで、適応症の視点からも友達に温泉を勧めたりもできるなと思いました!
いかてぃもお風呂上がりに皮膚が痒くなるのですが、リゾバ時代にたくさん温泉に入っていたときは痒くならなかったので、また硫黄泉もしくは酸性泉に入って症状を和らげようと思います!
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